金買取の構造
金は普遍的な価値を持っています。現物資産である金の価値も見直されています。もし使わないアクセサリーなどで金を使っているものがあれば、是非一度お持ちください。
具体的に、「簡単明瞭」な書き方について述べておきましよう文の長さと、読みやすさの関係について、次のようなデータがあります。
文章が、読んでもらうために書かれる以上、やさしい、理解しやすい書き方がされるべきです。
ワンセンテンスが長いと、どんなに単純な内容の文章でも、一目で読みこなすことはできません。
どうしても、複雑難解な印象を与え、それだけで読まれずクズ箱へ直行、の“憂き目”に合う場合も多いものです。
新聞記事は、1行15字(あるいは12字)で、2行くらいに一つ読点「、」、3〜4行に一つ句点「。
」を入れる書き方が原則です。
つまり、ワンセンテンスが40宇前後になるような工夫が、要求されます。
読者の身になって、読みやすく、わかりやすく書かれているのです。
ところで、文章の最小単位が「主語十述語」なのはご存知でしょう。
「私は、ビジネスマンです」〔主語〕〔述語〕「彼が、課長です」これが、主語と述語の関係です。
わかりやすく、よい文章は、まず、この主語と述語の関係をハッキリさせることです。
僕に備わっていないものは、マイホームも手に入れたし、トンダのスポーツカー「RC−2」も買ったし、オーディオセットも、ワープロの機器も入ったし、ファッションは山本歓声の店にまかせてあるので、お嫁さんだけです。
この例文のような手紙を受け取ったら、かなり困惑するでしょう。
主語「僕に備わっていないものは」と述語「お嫁さんだけです」が“泣き別れ”したうえに、その間の文がタラタラと長いからです。
僕に備わっていないものは、お嫁さんだけです。
マイホームも手に入れた。
トンダのスポーツカー「後者C−2」も買った。
オーディオセットも、ワープロの機器も入ったし、ファッションは山本歓声の店にまかせてあるのですから――一こう書けば読みやすく、グンとよい文章になるでしょう。
よい文章とは、主語述語の関係を明確にした短文を、重ねていく手法から生まれてきます。
こうすれば、文章全体としてかなり長くなったとしても、難なく読みこなせるわけです。
短文に仕上げるうえで注意しなければいけないのが、副詞や形容詞といった「修飾語」の乱発。
“美文”といわれる文は、つまるところ、この修飾語の使い方のうまさからくるものです。
いかにムダなく、イヤミにならず効果的に修飾語を使いこなすか、が勝負どころですが、ことビジネス文書に関しては、できるだけ使わない心構えでいるのがよいでしょう。
文章を研究する人間なら、誰でも“簡潔な文章の極めつけ”として例にあげる、徳川家康の家臣本多作左衛門が戦場から妻にあてた手紙を見てみましょう。
一筆啓上火の用心おせん泣かすな馬肥やせ(火の元には十分気をつけてくれ。
娘につらい思いをさせないよう大事にしてくれ。
また、馬はいつでも戦の役に立つようしっかり栄養を与えておいてくれ、の意)。
この、ごく短い文の中に、言いたい内容が見事に盛られています。
ビジネス文書の真髄と言っていいでしょう。
必要最少限度の言葉で、伝えたい用件を汲み取ってもらえる文章を工夫しましょう。
短文をつくるのに、もう一つ忘れてならない注意は、「接続詞(助詞)」。
「またそうしてけれどもそれで」などですが、できるだけ使わないようにしたいもの。
写真は、一瞬を撮るだけですが、8ミリは声も音も入って動くからおもしろいし、それに、タイトルづくりや選曲もあり、それで総合芸術だからレタリング、音楽はもちろん、また、台本の勉強もしなければいけない。
これでは、タラタラとつないだ、ワンセンテンスの長い読みづらい文章です。
次のように書き直したらどうでしょう。
写真は、一瞬を撮るだけ。
8ミリは声も音も入って動くからおもしろい。
タイトルづくりや選曲もある。
総合芸術だ。
レタリング、音楽はもちろん、台本の勉強もしなければいけない。
スッと理解できるし、読み疲れもしません。
前述した「短文の積み重ね」の原則にも、ピッタリ当てはまります。
接続詞は「絶対に使わない」くらいの気持ちでペンを握るのが、わかりやすいよい文章を作成するためのコツといえるでしょう。
6起承転結と前文後文文章の構成法に「起承転結」があります。
ドラマチックに仕上げることで、読み手の理解を助け、興味を持たせる手法です。
「起」――そもそもの始まりを述べ「承」――その状況を詳しく説明し「転」――何だ、何事か、と思わせ「結」――そうだったのか、と納得させる。
漢詩の句の配列からきたもので、例を李白の「静夜思(せいやし)」で見てみましょう。
疑うらくは是(こ)れ地上の霜かと…承。
頭(こうべ)を挙げて山月を望み……転。
頭を低(だ)れて故郷を思ふ……結。
〔(旅先で、夜ふけになっても眠られないまま)ふと見ると、寝床の前に月の光が(白く)反射している……起。
それは、初めは、地上に降った霜かと疑われるほどだった……承。
(月の光とわかり)顔を上げて山の端にかかっている月をながめ……転。
うなだれて、故郷のことを思う……結〕新聞の4コママンガにも、この手法が使われています。
ところが、ビジネス文書では「結起承」が、パターンなのです。
つまり、「結」一結論が真っ先にくるわけです。
なぜでしょう。
拝復ごていねいな書簡、確かに拝受いたしました。
さて早速ですがお申し越しの件、貴殿のご事情重々お察し申しあげます。
実は、当社もご多聞にもれずバブル崩壊後の不況にあえぎ、資金繰りにぎりぎりの努力を重ねているところでございます。
加えて、当社はご承知のとおり建設業界大手各社との取引が中心でございますが、このところのゼネコン汚職事件で取引各社とも自粛し、現在までの受注量は対前年比20%とのことで、当社もその影響を多大に被っている始末でございます。
つきましては、せっかくのご依頼ではありますが、貴殿のご期待にはとても添いかねます。
当社の事情をお察しのうえ、なにとぞご了承いただきますようお願い申しあげます。
敬具。
これは、金策依頼の手紙に対する断り状です。
依頼者は、急な入り用に迫られ、この依頼状を出したはずです。
もちろん「イエス」の答えを期待します。
ところが、ようやく届いた手紙は、くどくどと何やら会社の事情を並べ立て、そのあげくが、あとのほうで「ノー」では、頭にきます。
依頼者が知りたいのは、お金を貸してくれる気があるのか、ないのか、つまり「イエス」か「ノー」の返事であり、それについての理由など二の次、三の次なのです。
この場合、「ノー」とわかったら、早速、次の依頼先を探さなければなりません。
言い訳は、時間があったら読めばよいのです。
だから、次のような形の返事をもらえば、たくさんなのです。
拝復ごていねいな書簡、確かに拝受いたしました。
さて早速ですがお申し越しの件、貴殿のご期待にはとても添いかねます。
と申しますのは……理由略。
せっかくのご依頼ではありますが、当社の事情をお察しの上、ご了承下さいますようお願い申しあげます。
敬具。
結論の最も急がれるものとして金策依頼の文書を例にあげましたが、「結」を初めに持ってくる手法は、ビジネス文書すべてについて守られなければなりません。
なぜなら、時間に追われ、書類の山に押しつぶされそうになりながら、毎日の仕事をこなすビジネスマンに読んでもらわなければならないからです。
最後まで目を通さなければ、書き手の意思の通じない文書など、“ゴミ箱直行便”以外の何物でもありません。
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